常に思考し続ける環境が自分を成長させた

今回は平成27年に卒業された前田貴星さんにお話を伺いました。前田さんは現役時代主務として阪大ボート部に貢献されました。現在はP&Gにお勤めになり、社会でご活躍されています。

2014年 大阪大学ボート部主務
2020年3月 基礎工学研究科博士課程卒業
2020年4月 プロクター&ギャンブル ジャパン入社

入部された経緯についてお聞かせください。

新しいことを始めたかったということと、勧誘してくれた先輩方が魅力的だったことが大きな理由です。

私は新歓で先輩に声をかけられるまでボート競技というものを知りもしませんでしたが、試乗会で実際に乗ってみて競技に惹かれ、いろんな新歓イベントに参加してアットホームで楽しい部の雰囲気に惹かれて入部を決めました。

ボート部生活で最も印象的だったことは何ですか?

勝ちにこだわるという姿勢が印象的でした。中学や高校の部活動のような顧問が1から10まで教えてくれる環境とは違い、勝つために何が必要か常に自分で考えないといけないという環境は自分を成長させるのにとても重要だったと感じます。

また、それを選手だけでなくマネージャーやトレーナーも常に考えて部のために活動しているのがとても印象的で素敵なことだと今となっては思います。

それでいて阪大ボート部は楽しむということを忘れることなくどんな状況でも楽しみながら頑張れる環境が整っていたので充実して楽しい4年間を過ごすことができました。

練習のためにモーターボートを運転する前田さん

阪大ボート部でのご経験を、社会人になってからどのように活かされていますか?

社会人になって最も活きた経験は、目的のために何をすればいいかを常に考えるという習慣がついたことだと思います。

現在はもちろんボートとは全く関係ない仕事をしていますが、その中で様々な選択を強いられる瞬間が来ます。その際に本来の目標・目的は何なのかということに立ち戻り、何をすれば成功確率が1番高くなるかを考えられるという力はボート部の環境で身についたと思っています。その思考自体は何も難しいことではないですが、それをせずにただ言われたことをやる人と習慣的に考えられる人では出てくる結果が全く異なると思っており、実際入社して9ヶ月ほどで会社から表彰される機会もいただきました。これはボート部の勝つために自分が何をすべきかを常に考えるという環境がとても活きているからだと思います。

最後に新入生へのメッセージをお願いします。

新入生の皆さん、入学おめでとうございます。コロナ禍という状況での大学生活は私が想像できないほど大変なことだと思いますが、大学生という人生に一度の時間をぜひ楽しんでください。

大学生活の4年という時間で形成される考え方や習慣はその後の人生に大きく影響すると思うので後悔しないように自分のやりたいことを探すことをオススメします。何かしら結果を残したい人や、楽しく充実した4年間を送りたい人はぜひボート部に興味を持っていただけると嬉しいです。